アカシデ(カバノキ科 クマシデ属)別名:ソロノキ
赤四手 Carpinus laxiflora
散策路、森の内部など若干湿った肥えた土地を好む落葉高木です。
北海道から九州、朝鮮半島、中国に広く分布しています。
ソロノキとも呼ばれ、良い炭になります。
暗灰色で滑らかな樹皮で、均一ではなくデコボコとした感じで太くなっていくのが面白いですね。
シデというのは、果穂の様子を神主さんが使う四手に見立てたもので、また、新芽や紅葉が赤いので、赤・四手となったようです。
イヌシデもこのねいの里の標高ならあってもおかしくないと思うのですが、見当たりませんね。
イヌシデとの区別点は、樹皮もそうですが、葉でいうと、アカシデの葉先は細く尖り、イヌシデは葉柄に毛があることが違います。
これを、「イヌシデに尻尾はないが毛が多い」と覚えるのだと教えてもらったことがありました。なにか懐かしい気持ちになります。。。
2004年4月21日 葉の様子 葉の先が長く尖っています。葉柄に毛はありません。
2003年12月23日 樹皮の様子