アクシバ(ツツジ科 スノキ属)
灰汁柴 Vaccinium japonicum
主に尾根の散策路のあちらこちらに見られる落葉低木です。葉は互生しています。
北海道、本州、四国、九州の林縁などに分布しています。
これの特徴は、まず、平べったい枝です。若い枝は緑色をしており、この色と平らな枝ですぐ分かります。
次に7月に咲く花です。花冠は深く4裂しており、これがクルクルっと外側に巻いているのです。
赤い果実も目立ちます。果実の先はガクが残り割れている感じが残ります。
でも、背が低く、葉に隠れるように小さな花が咲いているので、なかなか見つからないかもしれません。
スノキの仲間で若干甘くて食べられますので、皆さんも少しだけいただいてみてください。
あまり旨くないかもしれませんが。。。
2004年7月8日 花の様子
2004年7月8日 花の様子
2004年7月10日 茎の様子 へらべったい感じが分かりますか。
茎の伸び方は、典型的な仮軸分枝です。ジグザグした様子が分かると思います。
2005年8月20日 果実 先が割れている感じです。