アメリカセンダングサ(キク科 センダングサ属)別名:セイタカタウコギ
亜米利加栴檀草 Bidens frondosa


水生庭園の処々にある1年草です。葉は対生しています。
北アメリカ原産で昭和初期にはもう帰化していました。いまでは本州、四国、九州、沖縄の荒地や道端に普通に見られます。

葉はセンダンのようだというので、センダン草です。
これに近い日本主としては、タウコギがありますが、最近はあまり見なくなりました。

花は9月〜10月。茎の先に花序を伸ばし上部に1個の頭花をつけます。
これには、真ん中に筒状花、周りにあまり大きくない舌状花があり、その周りに総苞があります。

果はそう果で、冠毛がトゲ状になり、動物などにくっついて運ばれます。
小さい時、オナモミとともに、くっ付け遊びをしましたよねえ。。。懐かしいです。



2004年9月18日 頭花の様子 これは舌状花は分かりません



2004年10月2日 花がきちんと咲くと小さめの舌状花が出てきます。