チョウジタデ(アカバナ科 チョウジタデ属)
(又はウスゲチョウジタデ)
丁字蓼 Ludwigia epilobioides
A52から水生庭園に降りるところや、水生庭園の処々に見られる1年草です。
日本全土の水田や湿地に分布しています。
全草の様子がタデ似て、花がチョウジに似ているからついた名前だそうです。
茎には稜があり褐色をおびることがあります。
花は8月〜10月。葉腋と茎頂に無柄の黄色い花を咲かせます。
花が終わると子房が長く伸びるのは、アカバナと同じで花柄と間違えそうです。
きとんとした花を見ていないので、はっきりしたことは分かりませんが、ウスゲチョウジタデ
ではないかとのご意見をいただいています。
ガクが5個見えることがその根拠とのことで、確かに5こ写っている花があります。
花床に白毛が密生していればウスゲチョウジタデですが、花の時期にさらに確認を要します。
2004年9月19日 全体の様子
2004年9月19日 花序の様子 もう花は終わっています。