ゲンゲ (マメ科 ゲンゲ属) 別名:レンゲソウ
紫雲英・蓮華草 Astragalus sinicus
展示館前の広場に少しだけ生えている、高さ10〜25cmの多年草です。
中国原産で、田や田の周辺などで見られます。
レンゲソウという方が分かりやすいでしょうか。
ゲンゲという名前は、中国名の漢字の音読みとか、なまったものとか言われています。
水田の緑肥としてよく植えられていましたが、最近はあまり見かけない風景かもしれません。
それでも、休耕田などでは見られます。
花は4〜6月。縁が濃いピンク色の小さな花がいくつも輪状につきます。
下の写真のものは、花つきが良くないようです。
葉は、奇数羽状複葉で、小葉は3〜5対です。
2005年6月4日 花の様子 花つきが良くないのは、刈られているからです。
2005年6月4日 葉の様子 真ん中に新しい奇数羽状の葉が見えています。