ゲンノショウコ(フウロソウ科 ハクサンフウロソウ属)
現の証拠 Geranium thunbergii
展示館へ至る沿い、吉住釜周辺、水生庭園の縁などいろいろなところで見られる、高さ30〜60cmの多年草です。
北海道、本州、四国、九州の山野に普通に分布しています。
花期は7月から10月。長い柄の先に2つの花が咲きます。
結構時間的にも長く、可憐な姿が楽しめます。
花の色は、白からピンクから青紫までいろんなバリエーションがあります。
ご存知下痢止めの薬で、良く効くので現の証拠なのですね。
小さいとき、良くお茶に少しだけ入れて飲んだものです。
センブリの苦いのにくらべれば、これはまずまずの味ですので、子どもでも大丈夫でした。
高い山に登ると見ることのできるハクサンフウロ、グンナイフウロはこの仲間です。
2004年10月16日 花と果の様子
2001年9月1日