ハンノキ(カバノキ科 ハンノキ属)別名:ハリノキ
榛の木 Alnus japonica
谷の散策路沿いや水生庭園の奥で見られる落葉高木です。葉は互生しています。
本州(山形以南)、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国、台湾の水湿地に分布しています。
花は、暖かいところでは11月から咲くそうですが、ねいの里では3月です。
写真のものは花粉を出しているものです。
ハンノキは昔は稲を乾すハサギに植えられていたと聞きますが、今はもうありません。
ハンノキ属はハンノキ亜属とヤシャブシ亜属に分けられますが、ハンノキ亜属は、雄花、雌花ともに裸芽です。
また芽の順番は上から、雄、雌、葉の順番です。ヤシャブシの仲間のうちオオバヤシャブシは、葉、雌、雄の順です。
また、冬芽に柄があるのもハンノキ亜属の特徴です。
2004年3月13日 雄花が咲き、花粉を盛んに出しています。
2004年11月20日 冬芽の様子。
2004年11月20日 果のあと。