ヒメハギ (ヒメハギ科 ヒメハギ属)
姫萩 Polygala japonica
尾根道を北に向かった奥の台地で見られる、高さ10〜20cmの常緑の多年草です。
しかし、少なくともねいの里のものは冬にほとんど枯れています。
北海道〜九州の山野の日当たりの良いところに分布しています。
小さな萩のようだというので、姫萩の名があります。
しかし、科は別で、ヒメハギ科です。
花は4月〜6月。花の時期は立ち上がっていて、淡紅色の花を咲かせます。
花弁は筒状で、先は房のようになっていて、とてもかわいい感じがするのです。
ガクは花弁と同色で5個あり、特に2個が大きく後ろに控えています。
果実は先っぽが凹む心形で、平らなので、「ああヒメハギだな」と分かりやすいです。
葉は花時は1cm、その後3cmほどに大きくなります。
2007年6月2日
2006年6月17日
2006年6月17日 若い果実の様子。
2005年7月2日 果実と葉の様子 葉は花?3cm程度まで大きくなります。
2005年7月2日 果実と葉の様子 果実は扁平で心形です。