ヒメヒラテンツキ (カヤツリグサ科 テンツキ属)
姫平天突 Fimbristylis autumnalis

水生庭園付近に見られる、高さ10〜30cmの1年草です。
日本全土の日当たりの良い湿地に分布しています。


茎が扁平で、小穂の鱗片が反り返ったり(アゼテンツキの特徴)、伸びたり(メアゼテンツキの特徴)していないことが、
ヒメヒラテンツキ、ノテンツキの特徴であり、高さが10cm程度であることから、ヒメヒラテンツキといたしました。

花は7月〜10月。枝葉2、3回分枝し、先端に3〜6mmの小穂を1個つけます。
赤褐色の鱗片らせん状に並んでいます。

葉は幅2,3mmの線形でやわらかいのが特徴です。



2004年9月18日