ヒメスミレ(スミレ科 スミレ属)
姫菫 Viola confusa subsp. nagasakiensis
水生庭園付近の日当たりの良い草地などにみられる、高さ10cm程度の小さな多年草です。
本州、四国、九州の人家近くや日当たりの良い道端に分布しています。
小型でかわいらしいことから、姫スミレになったものと思われます。
ほんとうに可憐な感じがします。ただし、花が終わったあと葉は、これが「ヒメ・・・」と思うほどに大きくなります。
花は4月。濃紫色の花で側弁の内側には毛があります。
また、葉の裏は淡く紫色を帯び、葉柄には翼がありません。
2004年4月24日
2004年4月24日 葉の様子。葉身基部が内側に曲がることが多いようです。
2004年4月24日 葉の裏は淡い紫色を帯び、葉柄には翼がありません。
2005年4月16日 側弁の基部に毛があります。