イヌガラシ(アブラナ科 イヌガラシ属)
犬芥子 Rorippa indica

水生庭園、ナチュラリスト駐車場横の道路沿いなどで見られる、高さ30〜50cmの多年草です。
日本全国の道端や田、草地に分布しています。


よく休耕田でみるもので、辛くないので「役に立たない」意味で「イヌガラシ」です。
スカシタゴボウもよく同じようなところにありますが、イヌガラシに比べると、より湿地性のものです。
果実がスカシタゴボウより長く、葉はあまり強く茎を抱かないことが違います。

花は5〜9月。黄色い十字花をたくさん咲かせます。
果実は長角果で、円柱のようでやや上向きに反ります。



2004年5月22日 花と果と葉の様子