ジャケツイバラ (マメ科 ジャケツイバラ属)
蛇結茨 Caesalpinia decapetala var. japonica
吉住釜付近に植栽されているつる性落葉低木です。葉は2回偶数羽状複葉で互生します。
本州、四国、九州、沖縄、朝鮮半島、中国の林縁、原野、河原に分布しています。
河原で足を刺で怪我をされた方はいらっしゃいませんか。これはかなりの大きな刺を持っています。
葉は2回偶数で羽状複葉で、楕円形の左右ほぼ対称な小葉が付きます。
花は5〜6月。長さ20〜30cmの総状花序に黄色い花を咲かせます。
この花は、クロンキストの分類ではジャケツイバラ科として別科とされるだけあって、蝶形ではありません。
旗弁ではなく側弁が一番後ろに配置されているのです。ああ、バラ科に近いなとも思わせるところです。
花だけ見ると、本当にマメ科なのかい?という感じですが、果実ができると「ああ豆なんだ。。。」ということになります。
お庭で、ハナズオウも同じ経験がある方も多いのではないでしょうか。
2005年9月10日 葉の展開の様子
2005年9月10日 太い枝の刺の様子