カラスノエンドウ(マメ科 ソラマメ属)別名:ヤハズエンドウ(矢筈豌豆)
烏野豌豆 Vicia sativa subsp. nigra


水生庭園の付近で写真をとfりましたが、本館前などでも見られます。皆さんのお宅の近くでも、我が家でもどこでも見られるツル性の2年草です。
写真は若い実ですが、これが黒く熟するので、カラスのエンドウです。
黒くなる前に実を取り出して食べてみました。まずまずでした。莢は少し硬かったです。
この立ち上がった実を見ていると、「なるほど、ソラマメ属だなぁ」と思います。でもソラマメ属の全てが実が立っている訳ではありません。

托葉には黒い腺があります。花じゃないところに蜜腺をつくって何してるんでしょう?
蟻を呼んで他の害虫から身を守ってもらうという作戦なのだそうです。

でも、うまくいっているのでしょうか?だいたいはうまくいっているのでしょうが、
時折、アブラムシだらけになったカラスノエンドウを見かけますから、この作戦は、必ずしもうまくいくとは限らないようです。

葉は偶数羽状複葉で、互生しています。
先にある巻ひげは小葉が変化したもので、3分岐しているのが普通です。