カワラケツメイ(マメ科 カワラケツメイ属)
河原決明 Chamaecrista nomame

展示館南の裏庭奥、ナチュラリスト駐車場付近で見られる、高さ30〜60cmの多年草です。葉は偶数羽状複葉で互生します。
(最近ナチュラリスト駐車場付近では見ない)
本州、四国、九州の川原や道端などに分布しています。

花は8月から9月。上部に黄色花を咲かせます。

果を見ると、ああ、マメ科なんだなあと思いますが、クロンキストの分類ではジャケツイバラ科としています。
どこが違うか?花をよく見てください。下の写真では良く分からないのでごめんなさい。
まるでバラ科を思わせる花のつくりで、旗弁が翼弁の後ろではなくて前に出ているのです。
また、おしべも花弁と離れています。

ケツメイは「決明」で、ハブ茶にするエビスグサの漢名です。



2005年9月4日 花の様子




2004年10月16日  果と葉の様子。果が立ち上がっているのも特徴です。
なお、クサネムは豆果が節果でばらばらになりますが、カワラケツメイは普通の豆果です。




2001年9月1日  昔のカメラで撮ったピンボケしか残っていませんでした。