キクザキイチゲ (キンポウゲ科 イチリンソウ属)別名:キクザキイチリンソウ
菊咲一華 Anemone pseudoaltaica
展示館の南側の林下に少しだけ生育している、高さ10〜20cmの多年草です。
普通ご案内していないところです。
前庭や裏庭にも少しだけ植栽されています。
花弁はなく、花弁状の咢が華やかに春をいち早く彩ります。
その点ではショウジョウバカマと同じですね。
春の始めは重宝がられるのに、少し経つと「ああ、キクザキイチゲね。」となりがちです。
葉は3個輪生しています。
花がある葉では陽平に翼のようなヒレがありますが、
葉だけの時は葉柄に翼はありません。
花は3月〜4月、白色やピンク色、青色の花を咲かせます。
これも初夏もすぎたころには地上部が枯れてしまうスプリングエフェメラルの一つです。
2017年3月30日 やっと咲いているのを撮影しました。自生品
2017年3月23日 今日はお天気もいまいちで完全には開いてくれません。自生品
花があるときの葉柄には翼があります
花がないときは葉柄に翼はありません
2017年3月16日 花はもうすぐですね