コマツカサススキ (カヤツリグサ科 アブラガヤ属)
小松毬薄 Scirpus fuirenoides

水生庭園の一部で見られる、高さ0.8〜1.2mの多年草です。
本州、九州の山野の湿地に分布しています。

ある日突然に気づいて、あれ、コマツカサススキだ。こんなところにあったっけ?
ねいの里では、よくこんなことがあります。これもそのひとつで、こんな背の高いものを気付かないなんておかしいですね。

花は8〜9月。茎の上部の節や先端から球形の花序を出し、10〜20個も楕円形の小穂をつけます。
マツカサススキは全体に大きく、花序が途中で分岐する点で異なります。


2006年9月9月  全体の様子





2006年9月9日  花序と小穂の様子