コメナモミ(キク科 メナモミ属)
小雌菜揉 Sigesbeckia glabrescens

A64付近に見られる高さ40cm〜1mの1年草です。葉は対生しています。
日本全土の山野、荒地、道端に分布しています。

メナモミの仲間ですが、
@毛は花柄を除いて茎にも葉にも少なめで、茎の上部に開出する毛がないこと。
Aまた、花柄に腺が見当たらないこと。
B頭花は小さく直径1cmに満たないこと。
から、コメナモミですね。

ここでは、すぐに刈られることが多く、そのうち無くなるのではと心配です。

花は9月〜10月。葉腋や茎先から花序を出し、先がさらに分枝してその先に小さな黄色い頭花をつけます。
この頭花の総苞や花床の外側に腺毛がありますが、花柄には腺毛がありません。



2004年9月25日