メギ (メギ科 メギ属) 別名:コトリトマラズ
目木 Berberis thunbergii
吉住釜の下の方や散策路の一部で見られる落葉低木です。
本州(東北南部以南)、四国、九州の山地や丘陵の林縁や原野に分布しています。蛇紋岩地帯でもよく分布しているようです。
花は4月に咲くのですが、まだ小さい個体なのか、やっと暗い森から明るくなったばかりなのか、花芽はないようでした。
花弁、ガク片ともに6個、おしべも6個ありおしべの基部には黄色の蜜腺が2個つきます。
雌しべは大きく、盾のようだとも言います。
果実は10月〜11月に赤く熟しますが、これはまずいです。
葉や木部を煎じて目薬につかったとのことで、目木となったようです。
これによく似たものに、オオバメギは関東以西にあり、富山ではかなり山地にまれに見られるだけです。
また、縁に鋸歯があるものとして、ヘビノボラズ、ヒロハヘビノボラズの2種が富山県にあります。
2020年11月19日 赤い実がなっているのをやっと撮影しました
2020年4月26日 花の頃
2020年4月16日 アップ こちらの個体はトゲがあります。
2004年4月21日 この個体にはトゲがなかったです。
2004年11月20日 刺のある個体です。