ミツバツチグリ (バラ科 キジムシロ属)
三葉土栗 Potentilla freyniana
吉住釜の下の方などで見られる、高さ15〜30cmの多年草です。葉は3出複葉です。
日本全土の山野の日当たりの良いところに分布しています。
暗い森を明るくして2年目。ミツバツチグリがたくさん咲いています。
これまでも時折見かけたのですが、いっきに多くなった感があります。
根茎は紡錘状で、焼くと栗を焼いた匂いがするので「土栗」というそうです。
葉は三出複葉なので、三つ葉土栗になりました。
ツチクリという植物も同属にあるのですが、こちらは羽状複葉で毛が多いです。
花は4〜5月。黄色くよく目立つ5枚花弁の花が咲きます。
ヘビイチゴやオランダイチゴの仲間と違って花の後、花床が膨らみません。
2006年5月4日 全体の様子
2004年4月21日