ナンテン (メギ科 ナンテン属)
南天 Nandina domestica

展示館前の広場に植えられている常緑低木です。葉は3回奇数羽状複葉で互生しています。
本州(茨城以南)、四国、九州、中国、インドの山野に分布しています。

富山では自然植生はありませんが、ご家庭、公園jに植えられることの多い木なので、ご存知ない人の方が珍しいかもしれません。

花は6月。枝先に大きな円錐花序を出して、白い小さな花をたくさん咲かせます。
果実は液果で、10月〜11月に赤く熟します。果実の白いものをシロミノナンテンとも言うようです。

南天のど飴などもあるように、果実を煎じて咳止めに、葉は強壮薬に用いるそうです。
家に植えられるのは、ナンテンが「難を転じる」につながるからだとか。



2004年6月26日 花の様子



2004年5月22日 葉と花芽の様子