ノササゲ(マメ科ノササゲ属)別名:キツネササゲ
野大角豆 Dumasia truncata
A64から自然歩道案内図へいたる道中・下段、展示館へ至る道沿い、散策路などで見られる、つる性の多年草です。
本州、四国、九州の山地林縁に分布しています。
ササゲは食用にするのですが、これは食べません。別名キツネササゲとも言うのはこのことからでしょう。
3出複葉が、スイスイスイと何か気取って付いている感じです。
花は8〜9月。総状に黄色い花が咲きますが、道沿いですので刈られることも多く、花を見ない年も多いのです。
豆果は種子のところでくびれた、薄い紫色です。種子は黒紫色で白い粉をかぶっています。
2002年9月16日