ヌマトラノオ(サクラソウ科 オカトラノオ属)
沼虎尾 Lysimachia fortunei

ハッチョウトンボの池の周りに見られる多年草です。
オカトラノオより少し遅く7月〜8月に咲きます。
葉は細く、花穂はまっすぐです。オカトラノオが波打つような花穂なので違いがよくわかります。
しかし、これらの雑種起源ともいわれているイヌヌマトラノオもあって分かりにくいのです。

しかも、横にはイヌヌマトラノオと思われるもので、花穂がまっすぐのものと曲がっているものの両方があります。
イヌヌマトラノオが雑種なのかは疑問があるのですが、イヌヌマトラノオとヌマトラノオは雑種を作るのではと思っています。

2018年7月26日 花序はまっすぐで葉は細い


2018年8月9日 オカトラノオやイヌヌマトラノオに比べ、雄しべの葯はごく短く、ほとんど開出しない


2018年8月9日 



2003年6月22日 オカトラノオの花のアップ 葯が長く、開出しています。