オクモミジハグマ(キク科 モミジハグマ属)
奥紅葉白熊 Ainsliaea acerifolia var. subapoda
散策路のあちこちで見かける、多年草です。
本州と九州北部の山地林床などに分布します。
西日本にある母種のモミジハグマの葉は、ああモミジみたいだなって言う感じですが、変種のこれは切れ込みが浅いです。
花は8月〜10月。葉より高く伸ばした花茎に10個程度の頭花をつけます。
頭花は3つの小花からできていて、写真でも3つの雌しべが見えますね。1つの小花は5裂した花びら(花冠)を持っていて、それが3つ合わさって1つの花のように見せているのです。
2004年9月19日 頭花の様子 3つの小花が集まっています。ひらひらが15枚見えますか?
2004年5月22日 葉の様子