オオバタネツケバナ(アブラナ科 タネツケバナ属)
大葉種漬花 Cardamine regeliana
水生庭園の周辺の湿った所で見られる多年草です。
関東以西の本州、四国、九州の山野、丘陵などの湿った場所に分布しています。
タネツケバナに比べ全体に大きく、特に頂小葉が大きいのでこの名があります。
また、葉や茎に毛はなく、すっきりした感じなのもタネツケバナとの違いです。
さて、このミズタガラシと、オオバタネツケバナは図鑑よって混乱しています。
反対になっているものがあるのです。
どの図鑑でも、ミズタガラシは水田や湿地に出てくるとしてあり、オオバタネツケバナは山地や原野の渓流沿いに生えるとあります。
結局、牧野先生の図鑑の方を採用しております。
花は、3月〜6月となっていますが、実際の花期はもっと長いです。
2005年4月16日 花と葉の様子
2005年4月16日 茎葉の様子
2004年4月24日