オオニシキソウ (トウダイグサ科 トウダイグサ属(旧ニシキソウ属))
大錦草 Euphorbia nutans

水生庭園の池の周りで見られる、高さ20〜40cmの1年草です。葉は対生します。
北アメリカ原産で中部地方以西の道端、野原に分布しています。

日本在来のニシキソウはなかなか見られなくなり、代わって、コニシキソウ、オオニシキソウが見られるようになりました。
ニシキソウやコニシキソウが地面を這うのに対し、このオオニシキソウは立ち上がります。
富山県でもニシキソウは氷見の一部でしか見られません。

花は6月〜10月。枝先にまばらに杯状の花序を出します。
茎を切ると白い汁が出るのは、ニシキソウ属、トウダイグサ属共通の特徴です。



2004年10月16日 花序の様子




2004年10月16日 茎を切った様子。白い汁が出てきます。