サクラ属SP(バラ科サクラ属) カスミザクラ
霞桜 Prunus leveilleana

展示館前の広場の奥や散策路を歩いていると時折見られる、落葉高木です。葉は互生しています。
実は裏庭もカスミザクラだらけでこちらが早く咲きます。
北海道、本州、四国、朝鮮半島、中国東北部〜東部の山地に分布しています。

ほとんどの木は高すぎて、花柄も葉柄も見えなかったので、展示館前広場の奥の木の写真を撮っています。
花は2004年で4月17、18日をはさんだころだったようです。
2005年は4月20日ごろに咲き出したと思われます。
ねいの里の横のいこいの村のソメイヨシノは4月13日には満開でしたので、
開花が10日以上遅いことになります。

この木は葉の鋸歯がやや内向しており、葉の裏の照り方が弱いこと、花期がやや遅いこと、花が咲きに展開していること
など総合的に考えて、カスミザクラそのものか何かとの雑種のように思います。

花は、4月中旬から下旬。前年枝の葉腋に散房状または散形状に2〜3個の花を咲かせています。
果実は核果で、5月〜6月に黒く熟します。

2023年4月6日  こんなに早いカスミザクラは初めてです。 



2021年4月15日


2005年4月23日 花の咲く様子(薬○先生のカメラをお借りして撮影したものです)




2005年4月23日 アップにしてみました。





2005年4月23日 お昼を過ぎると手元の花も咲き始めました。
花柄とガクの様子を見てみました。






2004年5月8日 果柄(毛の様子はカスミザクラ)と
葉の鋸歯の様子(葉の鋸歯はカスミかなと思ったりその他のものとの雑種かなと思ったりです)
この木は枯れてしまったので、詳しくは調べていません。



2004年5月5日 葉柄の様子(やはり毛がありカスミザクラのように見えます)