サルトリイバラ (サルトリイバラ科 (旧ユリ科) シオデ属)
猿捕り茨 Smilax china
散策路でよく見られる、雌雄異株のツル性落葉半低木です。
北海道から九州、沖縄、朝鮮半島、台湾、中国と広く分布しています。
シオデの仲間ですから、若い芽はそれなりに食べられますが、普通は食べませんネ。
私も一度だけ、実験として食べただけです。
花は4月〜5月に黄色い小さな花が集まった球形の花序となって咲いています。
毎年見ているのですが、花の写真をとったことが無かったようです。
果は10月ともなると赤く実り、クリスマスリースなどにも使います。
富山で見られるシオデ属というと、この他、シオデ、タチシオデ、ヤマガシュウ、マルバサンキライがありますが、
よく見るのは前2者で、この2つは、良く山菜としていただくことがあります。
2018年4月19日 雌花
2018年4月19日 雄花
2017年11月16日 果実と葉 雌株はよく取られるので少な目です。大切にしてね。
2003年6月8日 若い実の様子