サワフジバカマ(キク科ヒヨドリバナ属)
Eupatorium × arakianum
園芸品フジバカマとして流通

展示館前広場や水生庭園の一隅で見られる多年草です。
サワヒヨドリとフジバカマから作られた園芸品です。

葉を生乾きにすると、桜餅の匂いがします。クマリンですね。
この香りが良いというので中国でも大切にされたようです。

秋の七草の一つは、フジバカマですが、お庭にあるのはこちらの方ですね。
花は8〜9月。茎の先に薄い紅紫色をした頭花を散房状にたくさんつけます。
普通に見ると一つの花かなと思うのが頭花で、5つの筒状花が集まってできているのです。

ねいの里のものは植栽で、葉が細く深裂するときは3小葉となること、
花の色が濃いピンクを帯びていることから園芸品の方です。



2004年10月10日 葉と花の様子




2004年6月20日
 葉の様子