シカクイ (カヤツリグサ科 ハリイ属)
四角藺 Eleocharis wichurae
水生庭園周辺で見られる、高さ30〜50cmの多年草です。
日本全土の日当たりの良い湿地に分布しています。
茎の断面が四角形でイグサに似ていることから、四角イと名前が付きました。
花は7月〜9月。4角形の茎の先に、長さ1〜2.5cmの小穂が付きます。
写真の小穂は約1.5cmで、淡褐色を帯びた鱗片がらせん状に並んでいます。
この鱗片は膜質で中肋は緑色です。
鱗片のわきに小花が一個ずつついています。
2005年7月10日 叢生する様子
2005年7月10日 小穂の様子 らせん状に並んだ淡褐色の鱗片の中肋は緑色です。