シロツメクサ(マメ科 シャジクソウ属)
白詰草 Trifolium repens

展示館前の広場や水生庭園付近で見られる多年草です。
ヨーロッパ原産で、明治時代に牧草として導入したものが広がり、日本の各地に分布しています。

なんで白ツメクサなのでしょうか?
図鑑には、江戸時代にオランダから輸入したガラス製品の間に詰め物としてこの草を乾燥しものが使われていたためだとあります。

花は5〜8月。茎の先に球状花序をつけ白い小さな花を数十個咲かせます。
受粉した花から順々に垂れ下がっていきます。

葉は3出複葉で、小葉は丸っこくV字型の模様が入っています。
4枚あると四葉のクローバーといって、幸福を呼ぶなどと言っています。



2004年5月16日 花の様子。


2004年5月16日 葉の様子