スズメノヒエ (イネ科 スズメノヒエ属)
雀の稗 Paspalum thunbergii
展示館前広場や水生庭園付近の草地に見られる、高さ40〜80cmの多年草です。
本州、四国、九州、沖縄の日当たりの良い草地などに分布しています。
花は8月〜10月。茎の先に長さ5cm程度の花序を3〜5個出して、花序の枝の片側に小穂を2列につけます。
ナルコビエは片側にだけ総がつくのに対して、これは左右に付きます。(毛も多いです)
なお、スズメノヤリのことをスズメノヒエと呼ぶこともありますので、間違えないように。。。
2003年9月15日