タカノツメ(ウコギ科 タカノツメ属)別名:イモノキ
鷹の爪 Eleutherococcus innovans
尾根の散策路、展示館南側の広場の奥などで見られます。落葉小高木〜高木。葉は3出複葉で互生します。
北海道、本州、四国、九州の山地の尾根や林内・林縁に分布しています。
タカノツメというと、唐辛子のことかと思った!
そう、たくさんの人が同じこと思っていますので、恥ずかしがる必要はありません。
このタカノツメも、仲間のコシアブラも同様に、若葉を山菜としていただく地方もあります。
とってもおいしいのですが、このくせのある味、香が好きでないとちょっと無理かもしれません。
ねいの里では少ないのですが、ぽつぽつとあります。
花は5〜6月。短枝の先に散形花序を総状に出し、黄緑色の小さな花をたくさん咲かせます。
写真のものはまだまだ花は咲きません。また葉も切られているのでちょっといびつです。
ですが、葉をちぎってみると、ウコギ科特有の香がするので分かります。
2015年5月17日 尾根の散策路にて
2005年6月6日 葉の様子