タムラソウ(キク科 タムラソウ属)
田村草 Serratula coronata subsp. insularis
B23付近に見られる、高さ0.3〜1.5mの多年草です。
本州、四国、九州の山地草原、湿原などに分布しています。
タムラソウは、富山でも丘陵地や山地の開けたところで見られますが、
写真の場所は、やや暗かった所を、木を切って明るくして3年目の場所です。
これも里山再生の取り組みの成果の一つですが、ここはすでにやや暗くなり始めており、今後も見られるか不安な状況です。
花は8月〜10月。頭花は直径3〜4cmで上向きに咲きますが、写真のものは、倒れはじめており、やや下向きに咲いています。
花柱の先は、2つに分かれています。
葉は羽状に全裂または深裂しており、アザミのように刺がありません。
2005年10月15日 茎が倒れ始めています。
2005年10月15日