トキワハゼ(サギゴケ科(旧ゴマノハグサ科) サギゴケ属)
常盤爆 Mazus pumilus

水生庭園の池周辺に見られる、高さ5〜20cmの1年草です。
日本全土の、湿った所からやや乾いた道端や畑に分布しています。

花がほぼ一年中見られること、果がはぜるから、ということで付いた名前だそうです。

花は4月〜11月。ムラサキサギゴケに似た小さな花を咲かせます。
花の色は、ムラサキサギゴケと違って下唇が白っぽく、わずかに紫色です。そしてその中に黄色の斑点あるのです。

また、ムラサキサギゴケのように匐枝を出すようなことはありませんし、秋になっても見られることが違います。

このように1年中花が咲いている植物は、だいたい1年草です。
次から次に花を咲かせることが子孫を残すための戦略なのです。



2004年10月2日  下唇の縁が内側に巻いてしまっています。