ツリガネニンジン(キキョウ科 ツリガネニンジン属)
釣鐘人参 Adenophora triphylla var. japonica
舗装道路を水生庭園へ降りていくと見られる背の高い多年草です。
北海道から、九州まで分布しています。
ハクサンシャジンはこれの高山型になります。
山でうまいは、ウケラにトトキと言いますが、ウケラはオケラのことで、トトキがこのツリガネニンジンなのだそうです。
若芽を摘んで食べたのだそうです。私は残念ながら食べたことがありません。
でも、この仲間のソバナならば食べたことがあります。
これらの仲間は、葉や茎を切ると、白い汁が出てくるのですぐ分かりますが、
花は8月から9月にかけて咲き、清楚な青紫色が暑い日を慰めてくれるのです。
茎は高くなり目立つのですが、舗装道路沿いですし、あまり知らない人も多いと思います。
2002年9月16日