ツタ (ブドウ科 ツタ属)別名:ナツヅタ
蔦 Parthenocissus tricuspidata
展示館前のイイギリなどにからんでいる落葉ツル性木本です。
北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国の山野の林内や林縁に分布しています。
「ツタのからまるチャペルで、祈りをささげた日・・・」
ご存知学生時代の歌詞です。秋には紅紫色に紅葉します良くご存知の事と思います。
葉には色々な形があります。
さらに、花のつく短枝では葉は大きく葉柄も長くなります。
そうでない長枝では小さく葉柄も短くなり、切れ込みのないもの、1〜3に分裂するもの、3出複葉葉になるものがあります。
3出複葉のものはツタウルシの幼木の葉とよく似ているので要注意です。
花は、6〜7月。短枝から集散花序をだし黄緑色の小さな花をたくさんつけます。
2004年4月21日 左上の2つは花の付かない長枝の葉で小さく一部に3出複葉もありました。