ウツボグサ(シソ科ウツボグサ属)別名:カコソウ
靫草 Prunella vulgaris subsp. asiatica
水生庭園の奥の方の草地でみられる、高さ10〜30cmの多年草です。
北海道から本州、四国、九州まで分布します。
名前の由来は、花穂が弓の矢を入れた「うつぼ」に似ていることからウツボグサとなりました。
別名は、夏に花が枯れたあといつまでも立っているので付きました。
この花穂を乾燥して利尿剤にしたとのことです。
立山など亜高山で見られるものに「タテヤマウツボグサ」がありますが、こちらは下の葉に葉柄がしっかりあります。
花は6月。梅雨に入るころに咲き始めます。
2017年6月8日
2006年6月17日
2003年6月8日