ヒメワラビ(ヒメシダ科 ヒメシダ属)
Thelypteris torresiana var. calvata
水生庭園奥の湿地付近で見られる、夏緑性のシダです。
本州(東北中部以南)、四国、九州の低地の向陽地や村落内に雑草的に分布しています。
葉はややおとなしい緑色です。
3回羽状深裂〜複生で、小羽片には柄がありません。ミドリヒメワラビは柄があることが違います。
また、小羽軸は裂片基部が流れて狭い翼となっています。
ソーラスは、裂片の中肋と縁辺の中間についています。
2006年10月14日
2006年10月14日
2006年10月14日