イノデ(オシダ科 イノデ属)
Polystichum polyblepharon
水生庭園から自然歩道案内図へ至る道の最下部の湿った場所、展示館南庭の斜面で見られる、常緑性のシダです。
本州(東北地方中部以南)、四国、九州の平地から低山の林床や山ろくなどに分布しています。
イノデとは「猪の手」という意味で、鱗片に覆われた葉柄の様子を例えたもののようです。
イノデの仲間はいろいろあって同定はかなり困難な場合もあります。
2020年5月21日 全体の様子
葉裏面のソーラスの様子
葉柄基部の鱗片の様子