イヌガンソク(コウヤワラビ科 イヌガンソク属)
Pentarhizidium orientale

水生庭園東側の崖に見られる、夏緑性のやや大型シダです。
北海道から九州まで広く分布し、山地の林下や山間の部落の路傍などでも見られます。

葉は2型で、栄養葉は葉柄20〜80cm、葉身は30〜80cmですが、高さ2mを超えるときもあります。
胞子葉は、短く枯れはは冬にも残ります。葉身は単羽状、羽片は裏側に反り返ってつき無柄、辺縁は内側に深く巻き込んで棒のようになっています。ねいの里では刈り込みとの戦いで、なかなか大きいものは見られません。


2005年7月10日 




2005年7月10日 栄養葉の様子