スギナ(トクサ科 トクサ属)
Equisetum arvense
展示館前広場、水生庭園のあちらこちらで見られる、夏緑性のシダです。
北海道から九州トカラ列島の山野や路傍に分布しています。
地上茎には2形あり、栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシと呼んでいますが、植物としてはスギナとなります。
私にとっては、春を告げるツクシ(土筆)摘みを思い出す、郷愁の植物なのです。
スギナの上に胞子嚢穂をつけるイヌスギナが東北地方の湿地などでよく見ましたが、スギナにもミモチスギナと呼ばれるタイプ(品種)があるそうです。
2005年4月16日
2005年4月16日