秋季のクマに注意。
今年の秋季は堅果類の全県での作柄が、ブナ不作とミズナラ並作で、大量出没年のようなこの2種の同調的な凶作年でないほか、過去の準大量出没年よりいい状況です。また、里山に生育するコナラも氷見市で凶作ですが、他の地域では不作から並作といい状況です。ですので、平野部へ多くのクマが出没する可能性は低いと考えられます。ただ、里山にもクマが生息しており、普段からクマを引き寄せないような下記のような対策を行いましょう。
・誘因物(カキの実)の除去の徹底
・ヤブの刈り払い(敷地内や人の利用の多い地域)
・林縁部での見通しのいい環境づくり(河岸段丘崖も含む)
・よく出没する地域では電気柵も検討する
季節ごとの生態や対策など、下記をご参考にしてください。
野生鳥獣の被害と被害対策のページ→ https://toyamap.or.jp/shizen/chojyu/
から、「クマによる人身被害防止のためのパンフレット」などをご参照ください。