開館時間
9:00 〜 17:00

入館無料

休館日

毎週火曜日(祝日は除く)、祝日の翌日(翌日が土・日曜日の場合は月曜日が休館)
年末年始、※鳥獣保護センターは年末年始のみ休館

ねいの里 ☎076-469-5252

鳥獣保護センター☎076-469-5555

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☎076-469-5555鳥獣保護センター

アカイタヤ

ムクロジ科

カエデ属

赤板屋

Acer pictum subsp. mayrii

ナチュラリスト駐車場の横の林縁に見られる落葉高木です。葉は対生します。
北海道、東北(おもに 日本海側)、北陸、朝鮮半島、サハリン、アムールに分布しています。

 

ああ、イタヤカエデだなあ、どちらだろう?と思ってみていただけですが、最近やっと葉で確認しました。
大きな木でとてもまともな写真は撮れそうにありません。
カエデ属の中で全縁(縁にギザギザがないこと)なのは、イタヤカエデの仲間だけです。
これは大きな特徴ですので憶えておくと良いですね。

イタヤカエデにはいくつもの亜種または変種があります。

標準タイプのイタヤカエデ、ウラゲエンコウカエデ、オニイタヤ、エゾイタヤ、アカイタヤ、イトマキイタヤ、(クロビイタヤ本県なし?)などいろんなタイプのイタヤカエデがあるのです。
でもあくまで亜種・変種ですので、そこまで分類したくない人もいるかもしれません。

ただ、それぞれの特徴はかなりはっきりしていて、変化も不連続です。そこで亜種のレベルで分類される先生もいるそうです。
私もイタヤカエデはきちんと分類しておこうと思います。
ねいの里にあるイタヤカエデは、アカイタヤだと思います。
新芽が赤ければもっと目立つのですが、あまり見ていないのでなんともいえません。
エゾイタヤは痩せ地に出てくることが多く、山地や海岸などでも見られるようです。

 

この写真は葉の表しか撮ってありませんが、葉裏の脈腋に白い毛がある他は毛がなく、新枝にも毛がありません。
エゾイタヤですと新枝に毛があり、脈上にも毛があるはずですので、アカイタヤとした次第です。
また、アカイタヤはややひしゃげた横長(ぶらいあん談)なのが特徴的ですので、この点も合致します。

 

2005年12月3日 葉の様子

2005年12月3日  葉の様子

2006年5月7日 翼果の様子

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