開館時間
9:00 〜 17:00

入館無料

休館日

毎週火曜日(祝日は除く)、祝日の翌日(翌日が土・日曜日の場合は月曜日が休館)
年末年始、※鳥獣保護センターは年末年始のみ休館

ねいの里 ☎076-469-5252

鳥獣保護センター☎076-469-5555

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オオバノトンボソウ (別名:ノヤマトンボ、ノヤマノトンボソウ)

ラン科

ツレサギソウ属

大葉の蜻蛉草

Platanthera minor

やや開けた散策路のあちこちで見られる、高さ20~50cmの多年草です。
本州、四国、九州の丘陵や低い山の林内に分布します。

2016年には園内でいくつかの株が花を咲かせていました。

かつて常緑樹の伐採後の2004年に、オオバノトンボソウがたくさん咲きました。
2003年(平成15年)までは全体で1、2本しか開花しなかったのですが、2004年に一気に花が咲き始めた感があります。
さらには、花が咲いた個体でも花の数がずいぶん違っていました。

この属とその周辺の属との違いは、唇弁の形です。写真では、一番下の大きな舌のような花弁です。
根元でちょっととがっているようにも見えますが、ほとんど棒状です。
これに対し、トンボソウ属(最近はツレサギソウ属に含める考えが一般的です)はT型、ミズトンボ属は十字型なのです。

ツレサギソウ属の内部では、やはり側ガク片、側花弁、唇弁そして距の様子が決め手です。
また、大きな葉が何個ついているかも大事な点です。

このオオバノトンボソウは距が長く後ろに突き出ていること、側ガク片と唇弁がほぼ同じ長さであること、大きな葉は下の2~3枚で、他は小さく細いこと、が大きな特徴です。
また、裏面の主脈が茎の翼に流れていくのも特徴です。

全体の様子  2019年7月18日

2016年7月16日 たくさんの花をつけていますね!

2004年7月10日 花の中の様子  やや下から覗いたものです。

 

2004年7月10日  花の様子  トンボの姿に似ています。

2004年7月8日早朝  花(開花直前)の様子

2004年7月10日 葉の主脈の裏から茎に続く稜が分かります。

2004年7月8日 葉の様子  大きい葉は2~3枚です。  

 

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