開館時間
9:00 〜 17:00

入館無料

休館日

毎週火曜日(祝日は除く)、祝日の翌日(翌日が土・日曜日の場合は月曜日が休館)
年末年始、※鳥獣保護センターは年末年始のみ休館

ねいの里 ☎076-469-5252

鳥獣保護センター☎076-469-5555

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☎076-469-5555鳥獣保護センター

ムラサキケマン

ケシ科

キケマン属

紫華鬘

Corydalis incisa

展示館へいたる道沿いなどで見られる越年草です。高さ20~50cmです。葉は2~3回3出複葉です。
日本全土に分布しています。

 

もともとはやや湿ったところで見られるものです。
一口のキケマン属と言っていますが、地下に塊茎を作らないキケマン、ムラサキケマンなどと、
地下に塊茎を作る多年草のエンゴサクの仲間に大別されています。

 

このムラサキケマンの果実を触ってみてください。面白いですよ。
パチン(と実際に音がするかどうかはわかりませんが)とはじけて、さく果から種子が飛び出すのです。
このときさく果はくるくると巻きつくので、大変面白いのです。一度触ってみてください。

 

種子散布の方法としては、自動散布になりますね。ホウセンカ(ツリフネソウなども)同じですね。
そしてこのあと、蟻に種子を運んでもらって、さらに分布を広げているのです。(目立ちませんが種枕(エライオソーム)があり、これが蟻の好む成分のようです)
つまり、自動散布+動物散布の2つを併用している植物なのです。

 

2004年4月10日 花は総状に蜜に付きます。

 

2020年4月9日 葉のようす ミヤマキケマンと違って丸っこい葉先です。

 

2004年4月29日 果実の様子。

 

2004年4月29日 触ると弾けて黒い種子を散布します。
その後、さく果の皮はくるくると外側に巻きつきます。

 

2023年5月2日 種子  縁に白いエライオソームが見えます

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