ヤマノイモ
ヤマノイモ科
ヤマノイモ属
山の芋
Dioscorea japonica
散策路のあちこちで見られる雌雄異株の多年草です。葉は普通対生しています。
本州、四国、九州、沖縄の丘陵~山地に分布しています。
ご存知、自然薯ですね。
自然薯で食べるご飯はおいしくて、もうどんどん入っていきます。。。
また、葉腋にむかごを付けるのもこのヤマノイモの特徴で、昔はよくムカゴご飯にして食べましたねぇ。。。
このヤマノイモは、種子でも殖えるし、ムカゴでも殖えるしで、生命力抜群!、
なお、ムカゴは雌雄どちらにもついていました。
花は7月~8月。雄花序は直立し白い花を咲かせます。雌花序は垂れ下がります。
果実は丸く扁平な翼が3個あり、種子には丸くて薄い膜がついています。
オニドコロの翼果の翼は片側にだけ伸びているのが違っています。
良く似たタチドコロの翼は、ややへらべったい感じです
2004年7月3日 葉の様子
2004年7月3日 葉の付け根
2004年9月19日 むかごの様子 おいしいですよ。
2005年11月26日 果実の様子。丸い扁平な翼が3枚あります。
2005年11月26日 種子の様子。丸い薄膜が取り巻いています。
2006年10月14日 ヤヤノイモの丸い種子(左)とタチドコロ(右)のややへらべったい種子の比較
この時期ですとヤマノイモの果実はまだ完全には熟していません。タチドコロは花が早いのでもう完全に熟しています。